源氏物語〈巻2〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
若き光源氏の恋の遍歴、愛のドラマ。
瀬戸内寂聴の名訳で贈る大ヒット話題作 待望の新装版、巻二刊行
最愛の女(ひと)藤壺の宮への許されぬ恋と不倫の皇子の誕生、年上の愛人・六条の御息所の生霊による正妻葵の上の死、兄朱雀帝が寵愛する朧月夜との危険な情事とその露見、若紫との新枕など、息もつがせぬドラマが展開する源氏18歳から25歳までを描く。
内容(「BOOK」データベースより)
最愛の女藤壷の宮への許されぬ恋と不倫の皇子の誕生、年上の愛人・六条の御息所の生霊による正妻葵の上の死、兄朱雀帝が寵愛する朧月夜との危険な情事とその露見、若紫との新枕など、息もつがせぬドラマが展開する源氏18歳から25歳までを描く。
源氏物語 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
あまりにも有名な国民的大長編『源氏物語』。しかし、原文はもとより現代語訳でも、全編を読み通す人は少ないにちがいない。それだけ膨大で、荷の重い作品なのである。本書は、ライフワークとして『源氏』全編の現代語訳を完成させた著者が、入門編として、『源氏』のエッセンスを一冊に凝縮させた本。マンガであらすじくらいは知っている人も、きめこまかな文庫の魅力をぜひ味わっていただきたい。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
円地 文子
1905年~86年。東京都に上田万年の次女として生まれる。日本女子大付属高女中退。1930年に結婚、その後小説を書きはじめる。1954年、女流文学賞を受賞。女性の心理と生理を深く見つめた作品や、古典文学の世界に取材した作品などで知られる。代表作に、『妖』『女坂』『なまみこ物語』『菊慈童』『源氏物語』現代語訳全10巻などがある。1985年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
今物語 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
36歌仙絵を描いたとも言われる、歌人藤原信実の編んだ『今物語』は、53編からなる中世説話文学の傑作である。和歌や連歌を話の主軸に据え、女房の深い教養に裏づけされた機知に富んだやりとりなど、王朝時代の雅びの世界を織りなす逸話から、貴族社会の裏話や失敗談などを簡潔な和文で綴る。豊かで魅力的な風流譚・恋愛譚・滑稽譚の数々は、鳥羽院政期以降の社会と人々の生活の一面を活写する。
内容(「BOOK」データベースより)
三十六歌仙絵を描いたとも言われる、歌人藤原信実の編んだ『今物語』は、53編からなる中世説話文学の傑作である。和歌や連歌を話の主軸に据え、女房の深い教養に裏づけされた機知に富んだやりとりなど、王朝時代の雅びの世界を織りなす逸話から、貴族社会の裏話や失敗談などを簡潔な和文で綴る。豊かで魅力的な風流譚・恋愛譚・滑稽譚の数々は、鳥羽院政期以降の社会と人々の生活の一面を活写する。
古今和歌集 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
紀貫之ら四人に勅撰和歌集作成の命が下ったのは延喜五(九○五)年のことであった.『万葉集』以後長いあいだ,公の席では漢詩文が隆盛を極めていただけに,選者たちの喜びは大きかったに違いない.約十年の歳月をかけ,古今の和歌を精選して成った.作風は万葉風にくらべ理知的・内省的で技巧に富み後世に絶大な影響を与えた.
--このテキストは、
単行本
版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
紀貫之ら4人に勅撰和歌集作成の命が下ったのは905(延喜5)年のことであった。『万葉集』以後、公けの席での漢詩文隆盛の中で、はじめて「やまとうた」を選ぶ貫之たちの喜びは大きかったに違いない。10年の歳月をかけ古今の和歌を精選して成った。作風は万葉風にくらべ理知的・内省的で技巧に富み、後世に絶大な影響を与えた。
桃尻語訳 枕草子〈下〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
驚異の名訳ベストセラー、ついに文庫化!―その下巻は、第百八十七段「風は―」から―第二百九十八段「『本当なの?もうすぐ都から下るの?』って言った男に対して」まで。さらに、「本篇あとがき」と、「別のヴァージョン」一から二十七までを併録。
内容(「MARC」データベースより)
1987年に上巻を世に問い、古典の現代語訳の常識をくつがえしてベストセラーとなった橋本古典学の原点の完結篇。生きた訳文によって、清少納言の描写の細部から平安朝の風俗・歴史まで誰にでもわかる傑作。*
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
新訂 徒然草 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
『徒然草』の面白さはモンテーニュの『エセー』に似ている。そしてその味わいは簡潔で的確だ。一見無造作に書かれているが、いずれも人生の達人による達意の文章と呼ぶに足る。時の流れに耐えて連綿と読みつがれてきたこのような書物こそ、本当の古典というのであろう。懇切丁寧な注釈を新たに加え、読みやすいテキストとした。
これで古典がよくわかる (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
あまりにも多くの人たちが日本の古典とは遠いところにいると気づかされた著者は、『枕草子』『源氏物語』などの古典の現代語訳をはじめた。「古典とはこんなに面白い」「古典はけっして裏切らない」ことを知ってほしいのだ。どうすれば古典が「わかる」ようになるかを具体例を挙げ、独特な語り口で興味深く教授する最良の入門書。
内容(「MARC」データベースより)
あなたは「源氏物語」を、「枕草子」を、「万葉集」を読んだことがありますか? けっして変わらない、そしてけっして裏切らない、「古典」へのやさしい入門書。
--このテキストは、
単行本
版に関連付けられています。
往生の物語―死の万華鏡『平家物語』 (新書)
出版社/著者からの内容紹介
全てが「死」に収束していくこの物語の主要登場人物を、その死の時点から逆照して考える。勇壮な死から不様な死まで様々な最期を見ていく時、現代人にも死に心の工夫を巡らすヒントを与えてくれる。
内容(「BOOK」データベースより)
『平家物語』は平家滅亡の物語であり、平家一門の「死に様」の物語ともいえる。清盛の地獄の死、宗盛の愚かしくも人間的な死、知盛の剛毅で潔い死、建礼門院のありがたい死…。著者は、この『平家物語』を空前絶後の「死(タナトス)」の大文学としてとらえ、その主要な登場人物11人の様々な最期から逆照した彼らの生きかたを「死への道筋」と見ることで、新しい面白さを発見していく。そして、私たち現代人にも、避け得ない「死」と向き合うための心の工夫のヒントを与えてくれるのである。
図説 地図とあらすじで読む万葉集 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
和歌が織り成す幾千の物語。日本人のこころの原点、『万葉集』の世界観が一目でわかる。
内容(「MARC」データベースより)
和歌が織り成す幾千の物語。天皇・貴族から庶民に至るあらゆる階層の人々が、恋・自然・人生の哀歓を歌い上げた、日本人のこころの原点「万葉集」。その成り立ちと万葉人の世界観を、ふんだんな地図と図表で読み解く一冊。
方丈記 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
人の世の無常を感じ出家遁世した長明。しかし方丈の草庵で安住できない。この苦渋にみちた著者の内面が、和歌雑淆・対句仕立ての格調ある文章によって表現され、古来人々の愛読する古典となった。長明自筆といわる大福光寺本のすべての影印と翻字を付す。
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